ホリスティック豆知識Blog
2022年03月01日(火)
犬の耳の健康を守るマッサージ
外耳炎は、動物病院の来院理由の上位にあがるほど、多くの犬がかかりやすい病気の1つです。早期治療はもちろんのこと、予防として耳の清潔を保つことはとても重要です。
ただし、綿棒やケア用品の使い方が不適切な場合は、逆に外耳を傷つけたり、炎症の原因をオーナー自らが作ってしまう場合もあります。現在外耳炎の治療中だったり、過去に外耳炎になったことがあったりする場合は、パートナー(愛犬)に合ったケアの方法を獣医師に相談しながら決めることがお勧めです。健康な耳を保っている場合は、定期的に通われているグルーミング(トリミング)サロンのグルーマーにお勧めの方法を確認するのも良いでしょう。
耳の健康を保つマッサージ
これらに加え、ご家庭でできるケアの1つとして、耳のマッサージもお勧めです。ただし、痛がったりひどく嫌がったりする時は、無理に行わないようにします。
◆耳の皮膚がいつもより赤い
◆耳、頭、首をよく掻く
◆耳垢が出る
◆耳が臭う
など気になる症状が見られる場合は、早めに動物病院を受診しましょう。
<方法>
【1】 外耳道の入り口にある出っ張りにある耳珠(じじゅ)の前方のくぼみに親指の腹をあてて、円を描くようにぐるぐるぐるぐるとやさしくなでます。
このマッサージは10-20 回行うと良いでしょう。
【2】耳根部を5本の指先、もしくは親指と人差し指を使ってやさしく、もみもみもみもみと揉むマッサージを10-20 回行います。
耳の健康にお勧めのマッサージには上記以外にも「風池(ふうち)」というツボを指圧するマッサージもおすすめです。
耳を触られることは「耳掃除」だけでなく、心地よいマッサージもあることを、たくさん経験させてあげましょう。
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