ホリスティック豆知識Blog
2025年08月28日(木)
受講生の『犬猫への手作り食』体験レポート(2025年夏)
受講生がホリスティックケアを実際に行い、レポートにまとめる提出課題『ホリチャレレポート』をご紹介!
「ホリスティックケアを愛犬愛猫のケアにどう取り入れているの?」
「やってみてどんなメリットがあった?」
などをご参考いただけます。ぜひご覧くださいね。
シニア犬のための夏にピッタリさわやかそうめん(まいたショコラさん)
トイプードル(14歳 3.7㎏)
【材料】
・そうめん 20g
・鶏肉 8g
・鶏レバー 0.5g
・小松菜 40g
・ミニトマト 1/2個
・小魚 1匹
【作り方】
1.各材料を切る。
鶏肉は1cm、レバーは0.7cmほどに角切り。そうめんは長さを1/4ほどに折る。小松菜は茎の部分を2cm、葉の部分は1/4ほどに切る。ミニトマトは1/2個を十字に1/4に切る。
2.お湯を沸騰させ鶏肉、鶏レバーを1分ほど煮る。
3.2のゆで汁を使い、小松菜を茎の部分が柔らかくなるまで(1分ほど)茹でる。
4.3のゆで汁を使い、そうめんを2~3分茹でる。(パッケージを参照しゆで時間を決める。)
5. 2~4が常温まで冷めたら皿に盛り付ける。
6.上にトマトをトッピング。
7.小魚をトッピングして完成。
【工夫・気づきなど】
1日に必要なエネルギー量(DER)を計算し、それに基づいて各材料の量を決めまし。手作り食で不足しがちと言われているカルシウムと亜鉛を、小魚・小松菜と鶏レバーで補いました。レバーに含まれるビタミンAは過剰摂取するとビタミンA過剰症になり骨の変形などへのリスクがあるので、入念に計算し量を決めました。そうめんは味が薄く嗜好性に欠けているので、肉や小松菜を茹でた匂いのついている茹で汁でそうめんを茹でました。
DERを求めるまではできても、そこから各具材をどのくらい使用するかの計算が難しく、毎日これを行うのは難しいと思った。だからこそ教科書に書いてある「1食でバランスを取るのは難しく、長期でバランスをとることが大切」ということに納得しました。
パートナーのことを考えて具材を考え、それを食べてもらえることがすごく嬉しく、また愛犬はいつもと違う食事の匂いや味で、いつもと違う反応だったので、また作りたいと思いました。今回は栄養の偏りと普段のご飯を急に変えることが怖かったのでペットフードと手作り食半分ずつで与えましたが、次回は手作り食だけで与えたいと思いました。
野菜の甘みたっぷり鳥ささみスープ(ムーティーニさん)
猫・雑種(2歳 2.2㎏)
【材料】
ささみ3/4量 キャベツ1枚 人参1/4量
塩かなり少なめ 水150cc〜200cc
鰹節少々
【作り方】
1:キャベツと人参をみじん切り(食べやすい大きさ)にする
2:鍋に水を入れ沸騰したらささみを入れる
3:ささみが茹で上がったら食べやすい大きさにちぎってあげる
4:お湯を捨てもう一度水を沸騰させ人参、キャベツ、ささみを入れるその後塩・鰹節を入れる(ここでスープができる)
5:人参が柔らかくなったら具材を盛り付けスープを入れて完成!
【工夫・気づきなど】
・ささみを猫が食べやすいように一口大にしたこと
・ささみだけでなく鰹節を入れて香りも楽しめるようにした
・野菜の旨みが出てくるようにしっかりと茹でた
手作り食に取り組む前は、「どんな栄養が必要で…」など、とにかく栄養面しか気にしていませんでした。もちろんそれは重要なことですが、見落としていたことがありました。それは「美味しく食べてくれること」。人がご飯を食べることが好きなように、動物たちもきっと同じだ思いました。いくら栄養面が良くても、食べてくれなければ意味がありません。そこで、料理をする前に何を食べるかを事前に確かめた上で今回のチャレンジに取り組みました。とても美味しそうに食べていて、ささみ、お肉の食欲増進効果はとても凄いものだと感じました。ほかにも工夫を凝らしたおかげで、たくさん食べてくれました。今回初めての手作り食で、食べてもらえることの喜びを感じました。これからも無理のないように、手作り食にチャレンジしていきたいと思います。
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