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佐藤真由美

ままのおやつやさんPippo e Luce運営

佐藤真由美さん

犬のおやつ屋さんをスタート!人との縁が生み出す新しいお仕事

現在の仕事

「ままのおやつやさん Pippo e Luce」という屋号で、犬のオリジナル手づくりおやつを作り、マルシェで販売しています。また、トリミングサロンさまからの依頼で、トリミング後にがんばった心と身体をケアする手づくりおやつの販売や、手作り食教室の開催も行っています。

また、知人の依頼で「リクエストに応じたごはんの製造販売」も行っています。例えば、手作り食をしているけど、栄養バランスや作り方に不安がある…という方向けに、お肉や白米を加えるだけでごはんができあがる「オリジナル野菜ペースト」を、そのパートナーの体質も考慮したレシピで販売しています。飼い主さまのお話を伺いながら、その子の体調にあわせてレシピを変えたり、薬膳のエッセンスを取り入れたりと、内容を変えていくことも楽しい作業。パートナーも飼い主さまも笑顔になってくださると、やりがいもひとしおです。

この仕事は昨年から始めましたが、私は、幼い頃から料理が大好き。両親が共働きで忙しかったこともあり、家族と従業員の食事を私が担当していたんです。全員分の食材を買い出しに行ったり作ったりが楽しくて。これが今の仕事の原点です。

佐藤真由美さま1

ホリスティックケア・カウンセラー資格取得のきっかけ

結婚後迎えた今の愛犬の食生活がきっかけです。

夕飯のついでに愛犬用のごはんも手作りするようになりましたが、知識がなかったのでネットで調べながら「これでいいのかな?」と思いつつ与えていたんです。

また、おやつにも課題がありました。通いはじめたしつけ方教室では、トレーニング中におやつをたくさん使う方針でしたが、愛犬は市販のおやつだとおなかがゆるくなってしまっていたんです。そこで、おやつを手作りしたいと考えたものの、どんな物がいいかわからない状態。最初はひき肉をのばしてオーブンで焼いたものを与えていましたが、徐々にいろんな工夫を試すようになりました。また、与えた後の愛犬の様子も観察するようになりました。「香りが良いとこんなに反応がいいんだな」とか、「食感が違うだけでも、トレーニングでの反応がこんなにも違うんだな」とか、いろんな発見が出てきたんです。

ごはんもおやつも、次第に「もっと自信をもって作りたい」と考えるようになり、学べるところを探し始めました。そこで知ったのがホリスティックケア・カウンセラー養成講座です。

実は、以前からGREEN DOG&CATを利用しており、商品を信頼していたのですが、当講座の運営母体と関連があることを知って、直感で「ここで学びたい!」と思い受講しました。佐藤真由美さま3

 

資格取得後の変化

ホリスティックケアの資格取得後、姉妹講座のペットフーディストの資格も取り、この2つの知識がそろったことが、今の仕事に良い変化をもたらしていると感じています。ホリスティックケア・カウンセラー単体のメリットはもちろんあるのですが、両方学べたことがすごくよかったんです。

というのも、当初私が一番学びたかった手作り食をホリスティックケア・カウンセラーで受講し、まず作り方は習得できました。その後、「手作り食をさまざまな体調・体質の子に向けて作るときの応用力が欲しい」と思ったんです。私にとって、ペットフーディストのカリキュラム「薬膳」がその解決策であり、犬の手作り食への取り入れ方を具体的に学べました。私は昔から畑でいろんなものを育てて、食卓に季節の食材を取り入れてきたんですが、それによって体の調子がすごくいいことを実感しているので、薬膳を学んでその理由を知ることができました。

2講座を受講した結果、愛犬用にも仕事用でも、手作りおやつに薬膳のエッセンスを取り入れることができるようになりました。自分が体へのメリットを実感しているからこそ自信をもって販売できていますし、お客様からの質問にもしっかり答えられるようになりました。

また、ホリスティックケア・カウンセラーでは、食事だけでなく心と体のケアについても幅広く学べたことがよかったです。今の仕事にも、お客様との会話が広がるという形で活きています。ホリスティックとは何かを知らずに受講し始めましたが、言葉にするのは難しいけど共感できることがたくさんあったこともよかった点です。

佐藤真由美さま2

今後の目標

「1頭1頭にあわせたオーダーメイド手作り食」を提案していきたいです。

飼い主さまから「おなかがゆるい」「食欲がない」「皮膚の状態が気になる」といった、体質や季節の未病といわれる小さいトラブルのご相談をいただくことがあります。また、飼い主さまが見過ごしがちなストレスサインなどを私が見つけることもあります。これらに対して、心身をベターな状態にするお手伝いをしていきたいんです。犬は言葉が話せないために、状態が悪くなってからの対応となってしまう飼い主様が多いと思いますので、もっと手前で気づいて対応できればいいなと思うからです。飼い主様の想いやお困りごとに寄り添い、決して押しつけない、おおらかなレシピ提案をしていきたいと思っています。

おやつ屋さんの仕事を始めてから、「うちにも出店して」「うちの子のごはんをつくって」といったリクエストをいただくようになったり、「ここのおやつは魅力的だから、わんこ仲間にぜひ紹介させてね!」とお声がけくださったり、人とのご縁がどんどん生まれて、別の方とつながっていくという幸せな変化を感じています。ペットの仕事はこれが初めてで、かつ表に立つことや宣伝は苦手ですが、最初の一歩を踏み出すことって大切だなとつくづく思います。


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