2022年02月18日(金)
ホリチャレ『Tタッチ』(過去投稿一覧)
当講座の提出課題「ホリチャレ」の過去投稿分掲載ページです。
Tタッチ
出題:テキストで紹介している11パターンのタッチの中から、パートナーが好むタッチを1つ以上実践し、その様子を観察し考察してください。
受講生:ふじもとあけみ様
【レポート内容】
1)パートナーのプロフィール
犬種 雑種犬
年齢 5歳
体重 16kg
性格 とても恐がり
2)選択したタッチの種類
ノアのマーチ、クラウデッドレパードのタッチ
3)上記を選んだ理由
受講中に元野犬を迎え、その犬にとっては初めての人との暮らしが始まり、日常の全てを恐がり、怯えガタガタ震えながら、されるがままの様子にTタッチが良さそうと思った。まず11パターンどれも行ってみたところ、上記2つは、かろうじて受け容れられる様子だった為選びました。
4)実践して上手くいったことや、難しかったこと
クラウデッドレパードのタッチの時、手が早く動きがちで、もう少しゆっくりと意識すれば、ぎこちない動きになってしまう所が難しかった。再度テキストを読み返して、私自身がリラックスすることを意識すると自然と犬の身体に添って手が動くようになってきた。
5)Tタッチを受けたパートナーの様子
10日間続けた頃、Tタッチ中はリラックス上手になってきた。日常生活面で人が近くにいても食べて眠れるようになり、散歩中など恐い音がしてもパニックならずに歩けるようになった。2ヶ月続けている今は、いびきをかいて眠れるようなっている。
6)今回のホリチャレを通して得られた学びや気づき
犬にリラックスを覚えてほしいと思っていましたが、テキストで学んだ通り、パートナーと私は合わせ鏡で、私がリラックスすることが大事だと肌で感じられた。 実践しないと掴めない事だったと思います。 触れる事で絆が作られていく事も感じている。
受講生:金谷 景子様
【レポート内容】
1)パートナーのプロフィール
犬種 チワワ
年齢2歳
体重 4kg
性格 怖がり
2)選択したタッチの種類
アバロニのタッチ
3)上記を選んだ理由
家の中に居るときや車の中など自分のテリトリーに居るときに外の音や人に反応し、吠えるなど緊張している様子があり、緊張を和らげてあげたかった為。
4)実践して上手くいったことや、難しかったこと
利き手で行う時と逆手でおこなう時の圧のかけ方が同じになりにくく難しかったですが、何回も繰り返すことで同じくらいの圧になるようになりました。また、外の音がしたときに行うと興奮することなくリラックスできており、上手くいった点だと思っています。
5)Tタッチを受けたパートナーの様子
はじめは何をされるんだろう?と緊張し、ソワソワし、動き出そうとしていましたが、声をかけながらゆったりした気持ちで行うことで身体をあずけ気持ちよさそうにしており、緊張をほぐすことができたとおもいます。
6)今回のホリチャレを通して得られた学びや気づき
今回ホリチャレを行うことで、愛犬の体質を知ることができ、愛犬に必要な栄養や、マッサージなどを知ることができました。1点のみでなく多角的にケアできることも知ることができ、実践することで愛犬の表情の変化や行動の変化を目の当たりにし、必要性を感じることができました。
緊張状態だったのが緩和されていく時の表情は愛犬のみだけでなく人も癒されることにも気づけました。日々マッサージや食事に気をつけながら愛犬と過ごすことで愛犬も人も幸せになれるのではないかと思います。
受講生:石坪 実穂様
【レポート内容】
1)パートナーのプロフィール
犬種 ミックス(チワワ×ペキニーズ)
年齢3歳
体重 5.9kg
性格 優しい。イライラする事があるとうなる、吠える、ひどい時は自身の後脚を血が出るまで噛んでしまう。分離不安と病院で受診された事あり。
2)選択したタッチの種類
コンテインメント、ノアのマーチ、イヤーワーク
3)上記を選んだ理由
突発的にうなったり吠える事が始まると私の声が届かなくなるくらい興奮して、後脚を血が出るまで噛んでしまうので、またそうなった時に備えて常にリラックスした状態に近づける事ができるタッチを中心に選びました。
4)実践して上手くいったことや、難しかったこと
うまく行った事…うなったり、吠えたり、後脚を噛むくらいまで興奮した時、どう対処して良いか分からなかったが、Tタッチを実践する事で血が出るなど最悪な事態まで行く事が劇的に減りました。
難しかった事…Tタッチを行うスピードの感覚を掴む事です。思っていた以上に、私自身のタッチのスピードが早かった。改善方法として、タッチを行なっている所を動画に収め、客観的に見る事で早くなり過ぎていないが確認しながら行っていきたいと思います。
5)Tタッチを受けたパートナーの様子
学習するまでは興奮して噛み出した時、どう対処していいか分からず止める時に私自身も何度か噛まれた事があり困っていたが、このタッチをうなり始めたらすぐ「大丈夫だよ」と声掛けをしながらゆっくり行うと、うなる事をやめ、気持ちよさそうにウトウトし、吠えたり噛むと言う事が劇的に減少しました。
6)今回のホリチャレを通して得られた学びや気づき
いろんなタッチがありそれぞれが、悩みに合わせて組み合わせる事が出来ると言う事を学習し、ただ触れて気持ちいいだけではなく、触れながら絆を深める事も出来ますし、身体の状態を把握でき、健康状態を保つ事にも役立つので、素晴らしいと思いました。
パートナーがうなったり吠えたりすると、私たちも獣医に相談し薬に頼りがちですが、薬に頼らなくても、手があるだけでこんなにも距離を近づけ、副作用ももちろんないので、取り組んでみて良かったなと感じました。
受講生:ワイワイ様
【レポート内容】
1)パートナーのプロフィール
犬種 MIX(ビションフリーゼ×トイプードル)
年齢 6ヶ月
体重 6.0kg
性格 好奇心旺盛、甘えん坊
2)選択したタッチの種類
ノアのマーチ、イヤーワーク、マウスワーク
3)上記を選んだ理由
どこを触っても嫌がらないような関係性を築きたかったため
4)実践して上手くいったことや、難しかったこと
タッチの圧の加減、速さ、次の動きの時への繋がりが難しかった。また、タッチの場所が合っているのかは疑問が残る。
5)Tタッチを受けたパートナーの様子
初めは身体を強張らせるような感じだったが、少しづつ繰り返していくうちに、身体を任せるような状態になり、次第に目を閉じ気持ち良さそうにしていた。
6)今回のホリチャレを通して得られた学びや気づき
Tタッチを日常生活に取り入れた事で、パートナーだけではなく、「パートナーと自分」や「自分自身」の状態(心、身体、環境)を観察、確認する事ができた。何かひとつ欠けた状態だとパートナーの身体は硬く感じた。
心、身体、環境がバランス良く調和する事により、パートナー、自分自身も穏やかな気持ちになる、このような状態を維持する事が自己治癒力のアップに繋がっていくと思われる。以上のことから、互いに理解し合い、信頼を築く事で、より高いQOLを得られると考察する。