ホリスティック豆知識Blog

2026年07月22日(水)

シニア講座レポート

介護中のQOLアップ、何ができる?(受講生レポート2026上期)

介護中のシニアペット、QOLどう高める2026

「シニアペット介護&ケアコース」(旧シニア犬介護コース)受講生の提出必須課題「レポート」をご紹介!
受講生は、当コースの教材「学習ドリル」に記載されているいくつかのレポートテーマから1つを選んで考えを文章にまとめ、提出します。

レポートを読むことで「受講後にこんなスキルや考え方が身につくんだ!」が具体的にイメージしやすいので、ぜひご参考くださいね。(※掲載許可を頂いた方の文章の一部を抜粋し掲載しています)

>シニアペット介護&ケアコースって?詳細はこちら

 

レポートテーマ:介護中のQOLアップについて

Q:介護が必要になったときも、それまでと同じように犬のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高めていく必要があります。そのために、あなたができること・やろうとしていることは何ですか?

「変化と褒め言葉で元気を引き出す老犬の暮らし」(mkkokdさん)

これまでの飼育経験の中で感じたのは、シニアになるにつれ犬も頑固になること、また新しいことや生活の中での変化を受け入れづらくなるということでした。そして、変化のない毎日を送ることにより、一層活気を失ってしまうという点も人間と同様です。

起床から就寝までの中で行われるルーティンを繰り返すのではなく、例えば
・お散歩のコースを変えてみる、歩いたりカートに乗せたりといった変化をつける
・食欲が旺盛な子はいろいろな食べやすいおやつを用意してみる
・1日の中にマッサージの時間を取り入れる
などといったことを取り入れるのです。

強い刺激は不要で、むしろ弱くても心地よい程度の方が良く、犬の感情や表情にちょっとした変化をもたらしたり、心地よい疲労により眠りが深くなることを期待しています。大きな変化や刺激を与えることはオーナーにとっても負担になりやすいですが、上記のような軽い刺激であれば毎日無理なく続けることができます。

そして、食欲が落ちたり歩行が難しくなるなど、老化の段階が進んだら、その時は状態に合わせて加減をしてあげます。ただし、これは安心できる環境下で取り入れることが大前提です。

できないことが増えたり、日々身体が重く感じるなど、犬も不安になることがあるはずなので、できることをたくさん褒める、できなくても私がサポートするから大丈夫、ということを日々何度でも言葉と態度で伝えてあげることが大切だと考えます。

「その子と家族らしさを大切にするオーダーメイド介護」(はなこさん)

元気に生きてきた時間の延長線上に介護がありますので、犬の性格やそれまでの生活様式、犬を取り囲む家族や環境を複合的にとらえてその家族オリジナルのケア方法を考えたいと思います。

犬が出来なくなったこととまだ出来ることを評価して、生活上の問題点を抽出します。同時にオーナーがしてあげられる事と出来ないこと、してあげたいことをリサーチします。体調面に関してはもちろん獣医師や看護師との協力体制も必要です。
また、介護に関わる人達の気持ちにも配慮し、どんな感情も否定せず共有できる場を作ることも必要かもしれません。大事な家族を送り出す時間が苦しいだけのものではなく、前向きなものであるように支援したいです。それが介護される側の犬のQOLにも繋がると考えます。

 

「毎日のマッサージで老犬の歩みと笑顔を守る」(おねこさん)

老犬になると人間同様身体が衰え、以前の様には動かなくなっていきます。腱が縮む為、歩幅が狭くなり歩きづらくなり、どんどん歩けなくなっていきます。恐らく気持ちの上でも体が重いなとか足が動かず痛いなと感じていると思います。

人間と違い、自分でストレッチをするのは無理ですが、毎日のストレッチやマッサージで動きづらい所の可動域を広げたり、腱を伸び縮みさせることで血行を良くし、歩きやすくなります。また、中医学マッサージやリンパマッサージを行えば免疫力を上げ、血行を良くし体全体の循環が良くなります。また、老廃物も体に溜まりやすくなるので、背骨や肋骨などに沿いながら溜まっている老廃物を指で押し、リンパ管へ戻すマッサージも有効です。

メリットとして、体を普段から触っていると異変にも気づきますし、犬たちとのコミュニケーションも取れ、何より彼らが気持ちよさそうにし笑顔を見れるのが嬉しいです。老犬たちが心身共に穏やかに健やかに過ごせるお手伝いをしていきたいと思っています。

 

「愛犬の意欲に寄り添い、生きる歓びを支える」(森 郁子さん)

介護を必要とするようになっても、犬は本来「動きたい」「自分で感じたい」という欲求を持ち続けていると考えます。
その思いを尊重し「安全な環境は自由を奪わない」という考えを軸に、犬のQOLを高める介護を実践していきたいです。


・住環境:生活動線をシンプルに整え、食事・排泄・就寝が自然に行える工夫を。
空調機器だけに頼らず、日向ぼっこや換気によって自然光や風が感じられる穏やかな空間作りを。

・食事:食べる楽しみが生きる活力につながると考え、体調に合わせてできる限り自力で食べられる形で調理を工夫。
・運動:身体状態に合わせた散歩を行い、近隣の犬との交流を通じて社会性を保ち、つながりを楽しめる時間を。
・シニア期特有の不安や病気による痛み:スキンシップや声かけを増やして寄り添うことで、精神的な安心感を。
・自分が無理をしすぎず、家族や獣医師などに相談や協力を求め、穏やかな気持ちで愛犬に向き合える状態を保つこと。


単なる延命ではなく、わが子らしい「できる」を守り、最期まで安心と尊厳のある暮らしを支えること。それが私が目指す介護です。

 

「一人で抱え込まない。教材と家族で乗り越えた介護」(harさん)

この教材が届いてから、愛犬の介護に携わりました。先日亡くなりましたが介護が終わり落ち着いてから改めて教材を読み返し色々振り返る事ができました。

介護において1番大変だと思ったのは、仕事で家を留守にしている時間です。仕事柄在宅ワークができずどうしても家に居ない時間があるので、日々の体調の変化や様子に常に対応するのが難しく大変でした。

なのでペットカメラで様子を見れるようにし、何かあれば家族と連携して介護の協力を得ていました。1人で抱え込まず他の誰かと協力できる様な環境にする事はとても大事だと思います。

また、不調の原因にすぐ気付く為にも普段から定期的な健康診断、血液検査をしておく事で何かあった時にそれが適切な処置に繋がるかと思います。病院の先生にも普段の様子、状態を説明できる様に気になる事があればメモや写真、動画などで記録を残しておく事も大事な事だと思います。

老いに向き合うのは本当に難しいと思いました。教材を読んでみて、老いに対しての悲しみや、介護による日常の変化と大変さ故のストレスなど様々でしたが、少しでも一緒に居れる喜びやその子の生命力をサポートする気持ちで接する事が大切だと気付きました。

 


いかがでしたか?シニアペット介護&ケアコースでは、ペットロスサポートをはじめ、犬と猫の年齢に伴う心身の変化とサポート方法を詳しく学べます。


 

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