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2016年04月27日(水)

豆知識

ストレスケアを考えよう

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みなさん、こんにちは。HCC養成講座事務局の友広です。
地震発生から10日以上が経過した今も余震が続き、また雨などによる二次災害の危険があるなど、熊本地震のニュースを見るたびに胸が痛みます。
愛犬・愛猫たちもきっと何が起こったのか状況がわからず、心に大きな不安を抱えていることと思います。
また、熊本地震に関する報道を見聞きして心を痛める飼い主さんの気持ちを敏感に感じ取っている愛犬・愛猫もいると思います。

そこで、本日は「ストレスケア」についてご紹介いたします。

【ストレスって何?】
わたしたち人のストレスといえば、次のようなものがあげられます。
●肉体への負担・刺激:暑さ・寒さ・ハードな仕事からくる疲れなど
●心理面への負担・刺激:人間関係の悩み・将来への不安など

実は、これらは厳密にいうと『ストレスの原因』であってストレスではありません。

これらストレスの原因に対応しようとするときの体や心の様々な反応を、『ストレス』と呼びます。

例えば、
・食べ物が変わればそれに適応する
・心理的なショックを受ければそれに適応する

こういった刺激に適応していく過程、生きていくことそのものがストレスといっても過言ではありません。よって、ストレス自体はゼロにはできないのです。

ただ、ストレスの原因をある程度コントロールしたり、ストレスにうまく適応したりする方法はあり、それを『ストレスケア』と呼びます。

【愛犬・愛猫のストレスケア】
■アロマテラピー
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精油(エッセンシャルオイル)は、ハーブや花、木部や種など様々な部位から抽出され、植物が持つ有効成分が凝縮されたものです。
香りを嗅いだり、皮膚に塗布したりす ることにより精油の有効成分が心や体にやさしく作用します。
よく知られている精油である”ラベンダー”は鎮静作用があるので、ストレスケアにおすすめですよ。

※基本的に猫にはアロマテラピーをおすすめしていません。ご注意ください。
※精油を選ぶ際は品質の良い精油を選びましょう。(精油の植物の学名、抽出部位、製造方法、産地が明確に記載されているかなどを目安にしてください)

■バッチフラワーレメディ
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バッチフラワーレメディは、イギリスの医師、エドワード・バッチが開発した心のケアを行う方法、自然療法のひとつです。
体ではなく精神面や感情面に作用し、感情を自然で正常なバランスのとれた状態に保ちます。
“レスキューレメディ”はあらゆる緊急事態に使うレメディで、1本あれば様々な場面で役立ちます。レスキューレメディは1回4滴使用しますが、直接口に垂らしてもいいですし、飲み水に入れて与えることもできます。
レメディは薬ではないので、習慣性や副作用も全くありません。もちろん、人も使えますので、愛犬愛猫と一緒に飼い主さんもケアに取り入れてくださいね。


愛犬・愛猫は、自分を取り囲む環境の多くが飼い主さんにゆだねられており、ストレス源をコントロールしにくい状況にあり、飼い主さんの積極的なサポートが欠かせません。大切な家族である愛犬・愛猫の心のケアをぜひ取り入れてください。


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