ホリスティック豆知識Blog
2025年10月28日(火)
シニアペットのトラブル、予防&解決アドバイスをするには?

やっと暑さが和らいだと思ったら、今年の冬は昨年より寒さが厳しいとのこと。特にシニア犬猫にとって、この寒暖差は体にこたえそうです。『シニアペット介護&ケアコース』から、【予防】【解決】したいシニア犬猫のいろんな問題をご紹介します。
シニア期のトラブル1 「老化と病気」
老化そのものは病気ではありませんが、見た目だけでなく、高齢になるほど生活しづらさを感じるほどの変化をもたらす場合があります。
さらには、それが病気の原因になる場合も。たとえばこんな変化が起こります。
筋力の低下
関節や腰に疾患があるとさらに活動量が減って自分で動きづらくなる
免疫機能の低下
異常細胞の検出機能が衰え、ガンなどになりやすくなる
消化吸収機能の低下
腸内の菌のバランスが変化し脂肪分の多いものや、硬く吸収が難しいものは消化に負担がかかる
◆だから、どうするの?
老化は個体差が大きいものの、老化について正しく理解しケアや環境を変えることで、シニア期のQOLがぐんとアップします。
病気は早期発見で進行をおさえたりより良い治療をできたりする場合も多いため、病気の知識は高齢期のQOL向上に必ず役立ちます。
シニア期のトラブル2「食べない」
口から栄養をとると胃腸が働き、栄養素の消化・吸収・排泄という一連の流れがはたらきます。つまり、胃腸の機能を保つことは全身の健康を維持することでもあります。ですが、シニア期・介護期は「ごはんを食べなくなってくる」というケースがとても多くなります。この時期、食べなくなる原因の一例をご紹介します。
嗜好性の変化
例:脂肪の消化が苦手になる、嗅覚が弱るなど
身体的原因
例:食べ物と認識できない、口腔トラブルがあるなど
環境的原因
例:大きな音がして食欲がわかないなど
◆だから、どうするの?
飼い主さんへのヒアリングで原因を推定し、それに合った対応をしたり、いろんな対応を試したりすることで、シニア・介護期のQOLがぐんと高まります。
シニア期のトラブル3「介護」
介護とは、自分で自由に動くことが難しくなった動物への日常生活のサポートです。例えば、こんなサポートが必要です。
環境を整える
事故防止、ベッド選び、通気性、光など
排泄のサポート
おむつ、圧迫排尿、摘便、など
体の清潔を保つサポート
清拭、入浴、部分洗浄など
食事のサポート
食べさせる工夫、強制給餌など
運動のサポート
歩行補助、ストレッチなど
犬や猫にも必ず訪れる『老化』。2頭に1頭がシニア期といわれる日本で、「最後までできるだけ快適に過ごしてもらうためのサポート」ができるプロを目指してみませんか。
犬猫の健康とQOLの資格なら【ホリスティックケア・カウンセラー養成講座】

累計受講生1万8千名以上!犬と猫の健康とQOLアップの資格講座。自然治癒力を高める「食事」「ストレスケア」「運動」「マッサージ」「植物療法」などのホームケアを幅広く学べます。犬猫飼い主様のお悩み相談対応、ケアアドバイスなどに役立ち、信頼度アップにつながる資格です。
セット受講できる「シニアペット介護&ケアコース」

ホリスティックケアを、シニア~ハイシニア期のパートナー(愛犬愛猫)とそのオーナー(飼い主)にも。「老化の正しい理解」「シニア期に多い病気の早期発見と対応」「介護の具体的な方法」「ペットロスへのサポート」など、悩めるシニアペットオーナーを、ずっと寄り添い支える知識で笑顔にします。





