ホリスティック豆知識Blog

2025年06月21日(土)

豆知識

ホリスティックケアの「幅広さ」はペットの仕事にどう役立つ?

「ホリスティック」には「全体的」「総合的」という意味があります。
ホリスティックケアとは「広い視点を持って行うケア」のことです。

ホリスティックケア・カウンセラー養成講座では、栄養学・ペットフード・手作り食などの『食事』から、アロマテラピーやTタッチなどの『ストレスケア』、運動・マッサージ・お手入れなどの『ボディケア』まで幅広く学べますが、その幅広さって何がメリットなの?と疑問に思う方もいるかもしれません。

そこで!ホリスティックケアの「幅広さ」がどんなメリットをもたらすのか、5つの例をご紹介します。

 

【1】ケアの効果が「なぜ」「どのように」出るのか説明しやすくなる

ホリスティックケアの視点があると、ペットの健康を総合的にとらえる力がつくので、例えば「マッサージだけ」「薬膳だけ」など各ケアの知識を単体で持っている場合よりも、それが心と体にどんな機序でアプローチするものなのかをより詳しく、説得力をもって説明できるようになります。

例えば、ペット薬膳の場合、薬膳だけを単体で学ぶよりも「身体の仕組み→消化の仕組み→栄養学→手作り食→薬膳」の知識を持っておくと理解が深まり、お客様にも説明しやすくなります。

 

【2】ケアの種類を偏りなく提案できる

ホリスティックケアを学び、各ケアについてそれぞれ中立的な角度から学ぶことで、自分の経験や知識の少なさで偏りがちになるアドバイス内容をバランスのよい状態に維持できます。

例えば、フード選びに悩む飼い主さまには、自分の経験や価値観だけで「こんなフードがいい(ダメ)」と提案してしまうことなく、最終的には飼い主様がきめられるよう正しい選択肢と判断材料を提供するという、より良いアドバイス方法を身に着けられます。

 

【3】1つの問題に複数のアプローチができ解決力が高まる

ホリスティックケアでは1つの問題に対してさまざまな角度からアプローチします。
例えば、ある保護犬が「音に敏感」「いつも緊張している」「常動運動」などの行動問題があり、その根本原因が「人=怖い存在と感じるような経験」であった場合、アロマテラピーなどのリラックスケアの前に「まずは落ち着ける環境を作る」「人は怖くないという経験を増やし信頼関係を少しづつ築く」というケアがまず必要となります。この場合、それを具体的に実現する方法として「ストレスケアの基礎知識」や「マッサージなどのタッチケアの知識」などがあげられますが、幅広いケアの選択肢があるホリスティックケアであれば、その実現が可能です。

 

【4】変化に気づき、サポートを考えられる

犬と猫の健康やQOLへのサポートを適切に行うには、まず問題を発見する過程で、「広い視点で観察することで、変化に気づく」必要があります。また、解決の際には、問題の出ている点だけを見るのではなく、普段飼い主とともにどんな生活をしているか、飼い主以外の環境はどうか、その子の性格や過去のできごとはどうかなど、「今の状態に影響を与える要因を幅広く確認し、それに合った解決策を提案する」必要があります。

これにより素早い問題発見と根本的な問題解決が可能になりますが、これは広い視点を持つホリスティックケアならではのことといえます。

 

【5】俯瞰できるから、進みたい道が明確になる

ホリスティックケアでは、犬と猫の健康やQOLに影響を与える要素を幅広く、俯瞰的に見ていきます。実際にケアをしたりアドバイスしたりする経験を経るうちに、強化したい分野や追加したい知識が出てきて、次のステップに進むということを、多くの方が経験しています。ホリスティックケアアプローチで広い視野が身についているからこその傾向だといえます。

 

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