ホリスティック豆知識Blog
2026年03月28日(土)
受講生の『犬猫への中医学養生』体験レポート(2025年度)

受講生がホリスティックケアを実際に行い、レポートにまとめる提出課題『ホリチャレレポート』をご紹介!
「ホリスティックケアを愛犬愛猫のケアにどう取り入れているの?」「やってみてどんなメリットがあった?」などをご参考いただけます。
さて、今回ご紹介するホリチャレテーマは「犬と猫のための中医学養生」。中医学は「中国の伝統医学」で、「養生」はケアを意味します。
西洋医学とは異なるロジックの中医学では、
・体の中には「気・血・津液」がめぐっていて、それらの働きやバランスが整っていると、健康でいられる
・「気・血・津液」それぞれの不足、過剰、働きなどの強弱によって不調が起こりやすくなり、それを「体質」と考える
といった考え方で健康を管理します。
中医学養生 さらに詳しくはこちら
春先のイライラ・梅雨と夏のむくみ…季節の不調ケア(ともさん)
※画像はイメージです
犬種/猫種 シーズー
年齢 9歳
体重 8kg
【体質チェックの結果】
痰湿気滞
【提案したい養生とその理由】
イライラのしやすさとムラ食いは春先に起こることが多いため、疏泄失調からきているものと考えた。気滞に対しては、疏肝理気を図るため、太衝・風池・労宮・膻中・足三里をマッサージし、肝経もしっかりマッサージで流すことを意識した。(マッサージの仕方はテキスト通り)
痰湿に関しては、犬種特性と加齢による代謝不足が主たる原因と考え、豊隆・陰陵泉・水分を中心に去痰利湿を図った。さらにハトムギ(利水)やレモンバーム(抗ストレス)、ジャーマンカモミール(整腸、ストレスケア)などを中心に作成したハーブボールでケアを行った。
【養生をおこなったパートナーの様子】
マッサージが大好きになった。イライラする回数が激減し、表情が明らかに穏やかになった。お散歩中も他の犬に対して吠えることが少なくなった。ムラ食いも改善傾向。
マッサージで身体のむくみが取れ、身体の重だるさが軽減されたおかげかマッサージ後はよく歩くようになった。
【学び・気づきなど】
春はイライラしやすく、梅雨・夏はむくみやすいというパートナーの体質の特徴が分かっていたので、養生も組み立てやすかった。
季節に応じて体調の変化がみられることから季節ごとの養生の大切さに改めて気付いた。特に春は気の巡りが乱れやすく、イライラなどが出やすいため、早めのケアや予防が効果的だと実感した。飼い主的にはどうしようもないと思っていたところにマッサージや養生が効いてくれたのが嬉しかったですし、自然療法の有効性と継続の重要性を学んだ。
冷え対策の食養生(澤田 直美さん)

犬種/猫種 トイプードル
年齢 1歳7カ月
体重 4.3kg
【体質チェックの結果】
年齢が若いのもあるのか、完全に当てはまりませんでしたが、「肉球の冷え」「寒がり」(陽虚)、「痩せ気味」「冷え」(血虚)に該当するのではないかと考えました。
【提案したい養生とその理由】
食養生。パートナーは、食べることが大好き!ということと、私が以前から、手作り食を作りたいと思っていました。中医学養生を学習するうちに、食養生も取り入れた、より良い食事を与えたいと考えたため。体を温める要素のさつまいもとにんじん、血虚の食養生食材の黒豆を、それぞれ皮を剥き、茹でて刻んだものをフードにトッピングしました。
【養生をおこなったパートナーの様子】
食いつきもよく、美味しかったのか、おかわりを欲しそうにしていました。続けて与えていると、肉球の冷えが少なくなってきました。コミュニケーションを兼ねて、時々ツボもマッサージしていると、気持ちよさそうにしています。
【学び・気づきなど】
手作り食に興味があり勉強を始めましたが、ホリチャレに取り組む中で、食事について学ぶだけても奥が深く、「栄養学」「ペットフード」「手作り食」いろいろな視点から学び、そして中医学はあまり知らなかった分野ですが、中医学養生の食養生に、とても興味を持ちました。より深く学びたいと思い、レポートに選びました。
今回、手作り食に食養生も合わせた食材で作ることで、パートナーにより良い食事を与えてあげることを学びました。今後は、学習したことを活用し、飼い主も同じ食材で、共に健康な食事ができるようなレシピを考えていきたいです。
暑がり・乾燥対策のうるおい養生(るるママさん)

犬種/猫種 トイプードル
年齢 2歳
体重 2.6g
【体質チェックの結果】
中医学養生のチェック表を用いて確認したところ、「陰虚」の傾向が見られました。のどの渇き・暑がり・皮膚や目の乾燥・イライラしやすい、といった点が当てはまります。
【提案したい養生とその理由】
テキスト【秋の食養生】では、梨や白木耳、クコなどが喉や体を潤し、乾燥シーズンに適していると紹介されています。パートナーには、のどの渇きや皮膚・目の乾燥が見られるため、冷やすよりも「潤す」ことが必要です。また、暑がりの傾向があるため冷やしたくなりますが、陰虚の場合はただ冷やすだけでは体に負担となり、かえって不調を招く可能性があります。そのため、潤いを与える食材を手作りごはんやスープに取り入れることが有効だと考えました。
【養生をおこなったパートナーの様子】
梨や潤いを補う食材を与えた日は食いつきもよく、落ち着いて過ごす様子が見られました。また、冷やしすぎずに過ごさせる工夫をしたことで、体調の乱れも以前より安定しています。
【学び・気づきなど】
今回の取り組みを通して、症状だけに注目するのではなく「体質」という全体像を見て養生を考える大切さに気づきました。
例えば「暑がりだから冷やす」という単純な対応ではなく、陰虚の場合は「潤い不足」が根本にあるため、冷やしすぎが逆効果になることもあります。テキストに紹介されている季節の食材を取り入れることで、食事・環境・心のケアがつながり、より安心して暮らせるサポートになると学びました。
さらに、「一頭一頭に合った体質ケアを考えること」が、その子だけでなく他の犬や人の養生にも応用できる視点になると感じました。これこそがホリスティック(全体的)なケアの入り口だと実感しています。
冷え解消と季節の不調ケア(ニアさん)

※画像はイメージです
犬種/猫種 チワワ
年齢 9歳8か月
体重2.18㎏
【体質チェックの結果】
冬になると体調不良になることが多い事や、四肢が冷えやすい事、太っているわけではないが動きたがらないなど、陽虚のチェック項目に当てはまる事項が多い。
【提案したい養生とその理由】
まず、体が冷えていることが原因とわかったので、体温を上げるために外部からの処置としてヒーターを寝床にセットし心地よい環境を整える。
食事はお湯でふやかし、内部から内臓も温める。陽虚に効くツボ、陽地と腎兪の指圧。冬の養生法である腰背部への温罨法と後肢のマッサージを行う。
【養生をおこなったパートナーの様子】
腰背部への温罨法を行うために温めると、逃げるかと思ったが、気持ちよさそうにじっとしていた。そのまま後肢のマッサージを始めると、痛がったりすることもなく身をゆだねていた。また指圧に関しても同じように、気持ちよさそうにしていた。
肉球のマッサージでは、少し嫌な指間があり、どうやら痒いようだった。寝床が暖かくなったことはうれしいようで、おなかを出して寝ていた。
温めたご飯もおいしいようで、においもあると思うが、常温の時より早く完食していた。
【学び・気づきなど】
今まで、体が冷えてしまっていることに気が付かず、それが原因でいろいろな不調が起きていたのだと思う。少し温めることや、血行を良くする食事やマッサージを行うことで不調の改善が行え、生活すべてが向上していくと思った。
また季節によっても不調の原因と改善策は変わってくるので、その都度パートナーの体調を細かく見て、その状態の合わせてケアを行うことの大切さ気が付いた。
また、間違ったケアや過度なケアは、逆効果になりかねないので、マッサージをする際に、摩擦でかゆみが増さないように肉球用クリームを用意しようと思った。
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