ホリスティック豆知識Blog
2021年05月12日(水)
犬の困った●●●な行動と向き合うコツ
犬は人の言葉が話せないけど、「毎日一緒にいたら意思疎通できるようになる」「なんとなく考えていることがわかるようになる」という方がいます。
一方で、「なんでそんな行動をするのかわからない」「どうすれば●●しなくなるのかわからない」とおっしゃる方もいます。
・インターホンが鳴ったら、吠える
・リードを引っ張る
・トイレがなかなか覚えられない
・手にじゃれて遊ぶ
・人に飛びつく
・おやつが欲しくて鳴く
これらは、代表的な犬の問題行動(行動の問題)と言われています。
犬の困った行動、不可解な行動があると、私たちはつい「解決策(方法)」を探そうとします。もちろん、それも必要なことです。
でも「●●●すると100%解決できる」といえるほど、単純なものでもありません。犬のことをさまざまな視点から知ることが大切なのです。
犬を理解するために知っておきたいポイント
では、犬の気持ちや行動を理解するために、飼い主としてできることにはどんなことがあるのでしょうか?
押さえておきたいポイントは以下の4点です。
【1】犬が犬であることを尊重する
【2】犬の習性を理解する
【3】犬のコミュニケーション方法を理解する
【4】犬の行動学、学習理論、しつけ方を知る
犬の困った行動を解決したい時に、ドッグトレーニングの専門家に相談すると適切なアドバイスやをくれたり、方法を教えてくれたりします。主に【4】に該当する内容です。
ですが、多くのトレーナーさんは【1】~【3】を踏まえた上で、【4】の具体的な内容をレクチャーされている印象を受けます。長い犬との共同生活において、1つの問題が解決しても、根本的なことを押さえておかないと、また別の問題が浮上してくるからです。少し見方を変えて、オーナー(飼い主)が【1】~【3】の内容を理解できていると、【4】の理解力は格段にアップします。
家族として暮らす以上、お互いを知ることは必須
人が動物と暮らす理由や目的はさまざまですが、家族の一員として暮らす以上、お互いのことをよく知る必要があります。
片方だけがよく知っているだけでは上手くいかず、ストレスを感じることになるでしょう。オーナーである飼い主が何か不安やストレスを抱えたり、イライラしたりしていれば、パートナーはそれを敏感に察知し、ストレスを感じてしまいます。
人とパートナーは互いに影響しあうことを念頭に置き、それぞれの幸せが相手に幸せをもたらすようなプラスの循環が実現できるよう、「犬知識」向上を目指してみませんか?
ホリスティックケア・カウンセラー養成講座の『犬と猫との関わり方』の章では、以下のことが学べます。
~犬や猫との暮らし方~
1. 犬が犬であること、猫が猫であることを尊重する:
犬や猫を尊重するとはどういうことか?について学びます。
2. 本来の習性を知る:
犬の習性にはどのようなものがあるか?猫の習性にはどのようなものがあるか?について学びます。
3. 犬猫のコミュニケーション方法:
犬や猫のコミュニケーションについて、視覚(ボディランゲージ)、聴覚、嗅覚、触覚の視点から学びます。
4. 犬猫の行動・学習・しつけ方:
学習のメカニズムや罰について学びます。