ホリスティック豆知識Blog

2019年03月06日(水)

豆知識

愛犬の不調がきっかけで始めた勉強が、大きな夢の一歩に

みなさんは、何のために知識や資格を探していますか?愛犬のため、将来のため、など色んな目的がありますよね。

でも、「どこで学ぶか」「何を学ぶか」「いくらまで払えるか」などあれこれ考えているうちに疲れてしまって、結局実行に移せなかった経験、ありませんか?

1つ言えるのは、どんな知識や資格も無駄にはならないということ。そして大切な時間を割いて「学び」に取り組んだその経験は、これからの人生を変えるきっかけになるかもしれないのです。

今回は、そんな経験を持つ女性のストーリーをご紹介します。あなたと共通する点がきっと見つかるはず。

 

久々に迎えた待望の愛犬。1年後、体調に異変が…

「子供の頃、実家で犬を飼っていました。大人になり実家を離れ、自分の生活が安定してくると再び犬と暮らしたくなってきたんです。」と語るのは野口季代さん。ブリーディングを行うペットショップで今の愛犬・ニイナちゃんと出会いました。シロクマのように真っ白でふわふわな姿に、この子を守りたいという自覚が芽生えたといいます。

飼い始めて1年後、ニイナちゃんがご飯を食べた後、走り回るようになったことに気づきました。そして、目の周りが真っ赤になったり、身体も噛んだりするように。慌てて動物病院に飛び込むと、「脂漏症」との診断結果。シャンプーを処方され、闘病生活がスタートしました。

その後も状況は改善せず、繰り返す外耳炎や吐き戻しが多くなりました。再び病院を訪ねた結果、「アレルギー」という診断が伝えられたのです。

「アレルギー物質の特定はしませんでした。それよりも、アレルギー反応が出るような体質を根本的に変えたいと思って」と野口さん。ネット検索で病気について調べるうちに、食べたものが身体に与える影響や食事の大切さを知り、手作りごはんを始めることを決意しました。

いざ手作りごはん開始。ベストな知識を求めて試行錯誤

手作りごはんは市販の本を参考にスタート。『わかりやすいもの』『獣医師が執筆しているもの』『栄養バランスにもしっかり触れているもの』などをポイントに何冊か買いそろえ、2つの作り方を試しました。「もともと、疑問に思ったことは本で調べるタイプ。興味のあるものにはどっぷりとはまりやすいタイプでもあります」と野口さん。

このころ、ネット検索でホリスティックケア・カウンセラー養成講座の存在も知り、資料を取り寄せていました。「自分が一番やりたかったのは手作り食ですが、マッサージやハーブ、アロマもあってニイナにいろいろできそう、犬目線でいいなと思いました」と振り返ります。すでに手作りごはんを始めていたことや、価格がネックとなったことから受講を保留していましたが、「1年後、専門学校に行くよりは安いかなと思ってスタートしました。」

漢方を用いる動物病院と食事療法講座との出会い

手作りごはんは続けていましたが、なかなかニイナちゃんの状態が改善しません。そんなとき、お散歩中にある病院の前で足が止まりました。「ハーブの瓶が棚にずらっと並んであるのが見えて、治療方針や考え方を確認すると惹かれるものがあったんです。」
さっそく診察してもらうと、ニイナちゃんの場合は胆のうの働きが弱い体質であり、運動と食事で改善できるかもしれないというアドバイスをもらいました。指示に従って生活を見直すと、アレルギー症状が徐々に改善。大きな前進でした。

その後、この病院が開催するペットの食事療法セミナーの存在を知ることに。「もう体調がよくなっていたので、ニイナのためというよりは自分がとにかく知識をつけたくて。」と受講を検討。

「食事を専門的に学ぶ別の講座も検討候補にあがりました。その講座は、資格を取った人が雑誌で活躍していて。勉強するとこんな道が待っているんだ!とテンションが上がりました。」と野口さん。結局、修了後まで含めた『費用対効果』を考え、お世話になっている病院の食事療法セミナーを選択しました。「試験に合格すると病院で診察を見学できるという特典があり、学びを深めることができそうだったし、金額や修了までにかかる時間も自分に合う感じだったので。」

講座では、主治医が持っている考え方をしっかり学べたそうです。それは『食事と運動で体質を改善していこう』というもの。「ネット上に講座の生徒同士が意見交換できる場を作ってくれているんです。この体質のときはどうする?とか…。それもいい学びになっていました。」

さらなる食事の資格を求めて。これからの夢

「実は今、もう1つ犬の食事の資格講座を勉強中なんです。」と野口さん。「食事の知識を持ってます、ということが分かりやすく証明できるものが欲しくて」とのこと。今回の選択では、学べる内容ははもちろん、資格名も重要なポイントだったそう。
「いつか、他の飼い主さんに『犬の体質を食事で改善する』ということを自分なりの方法で伝えられたらいいな」と語る野口さん。目的や目標が変わっても、ひたむきに取り組む姿勢は変わりません。

 

あなたの今の目標は何ですか?まずは一歩、踏み出してみませんか?

(講座事務局 草田)

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