ホリスティック豆知識Blog
2025年12月05日(金)
15歳で筋肉量30%減!?介護を防ぐ【運動】のアドバイスとは

日本では、人の場合、要介護認定者は約700万人。高齢化をうけて、年々増える一方です。
ちなみに「介護が必要になった原因」は、認知症、脳血管疾患のほかには「高齢による衰弱」「骨折・転倒」が多く、全体の1/4を占めるんだそう。つまり、【自分で動けなくなったから】ということなんです。だからこそロコモーティブシンドロームやフレイル予防のための運動習慣向上がさかんに叫ばれるようになりましたね。
では、犬と猫の場合はどうなのでしょう?
犬と猫の介護の実情
ある企業が10歳以上の高齢犬猫飼い主におこなったアンケート結果によると、『現在、愛犬・愛猫は介護が必要だ』と回答した人は【約20%】に上ったとのこと。介護の内容は、「トイレや移動時のサポート」が主で、つまり【自分でうまく動けないこと】をサポートする内容です。
犬・猫は、15歳になると、筋肉量が10-30%減少し、次第に自分で動くのがつらくなります。人の場合、65歳以上の人の運動習慣は若い人に比べ高いことがわかっており、運動機能低下の予防意識が高いのですが、犬猫の場合はどうでしょうか。
飼い主様としては、なりゆきにまかせて、「散歩をいやがるから時間が短くなる」「高齢になったから寝かせておく」となっている方が多いのではと思います。
ですが、本来は年齢にあわせて「短時間の散歩にしつつ、回数を増やす」「急がずゆっくり散歩してあげる」という筋力維持のための配慮が必要。そうしなければあっという間に足腰が弱ってしまうんです。
犬と猫の介護予防は、まず「飼い主様の運動意識向上」から
ペット業界で働くプロのみなさんにお願いしたいのは、「愛犬愛猫ができるだけ長く≪自分で≫動ける・食べられる・寝られるように、運動習慣をつけてほしい」という声掛けをしていただくことです。
・どれくらい運動したらいいの?
・より効率よく散歩で筋力アップするには?
・すでに体力が落ちた高齢犬の場合はどうするの?
・散歩をしない猫の場合は?
などもあわせてお伝えできるといいですね。
ホリスティックケア・カウンセラー養成講座では、犬と猫の運動についてこんなことを学べます。
◆運動の基礎知識
・犬と猫に1日に必要な運動量
・老化に伴う運動量、筋肉量の維持
・運動の注意点
◆運動の整理解剖学
・骨格系、筋肉
・体型
◆運動健康チェックポイント
◆家庭でできる運動ケア
・『散歩』でできること
・『ストレッチ』の方法
・ホームエクササイズいろいろ
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