ホリスティック豆知識Blog
2025年09月09日(火)
後悔しないための、シニアケア知識チェックリスト
高齢の愛犬愛猫を見送った飼い主さんの多くが、何かしら「後悔」を感じています。
「病気のサインに、もっと早く気付けていたら…」
「急な介護の始まりに、心が追い付かなかった」
「最後、自分にできることはほとんどなかった」
その後悔が、ペットロスの重症化を招く場合もあります。
後悔をできるだけ少なくするためにあるといいのが「事前の知識」。ペットのお仕事なら飼い主様へのケアアドバイスや、寄り添いのためにあるとよい知識です。
持っておくといい、「シニア期のケア知識」チェックリストをご紹介します。
□早期発見に役立つ「シニア期の病気」の知識
歯周病、腎臓病、心臓病…年齢にともなって増えるさまざまな病気。知識があれば、予防・早期発見が叶うケースも多々あります。治療以外にできる「QOLアップのケア」の知識があるとなお◎。
例えばシニア期の食欲低下。好みやわがままと思われがちですが、シニア期は、歯周病による痛みが原因の場合も。食べ方の変化に気づいたら口腔をチェックしてみましょう。
□いたわるべき点に気づける「シニア期のストレスケア」の知識
シニア期は「頑固になる」「変化が苦手になる」など環境への適応力が低下するため、若い頃は我慢できたことでも、高齢になると、ストレスを感じやすくなる場合があります。行動問題に発展するケースもあるため、接し方や住環境の見直しで軽減が可能に。
□抵抗力ダウンに対応する「シニア期の衛生ケア」の知識
皮膚の抵抗力が下がるシニア期、清潔を保つお手入れはますます重要に。ただし、入浴やシャンプーは身体への負担も大きい行為。無理させないこと、異変がないかチェックできる観察力が大切に。
なお、シニア期のおうちグルーミングは身体への負担が大きいため、「体調を確認しながら」「無理させない」「異変があれば即中断」を心掛けます。完璧を求めず、安全を最優先にする必要があります。
□日常をスムーズに支える「介護」の知識
要介護の犬や猫が増えています。食事、排せつ、移動…当たり前ができなくなった犬や猫に対して、「介護する人の負担が大きすぎず、犬猫のQOLも下げない方法」を知っておくと便利です。
例えば排泄。要介護でも、便や尿はなるべく自然に出せることが大切。「便意を見逃さない」「水分・運動」「腸内環境の改善」「マッサージや姿勢のサポート」などで支えられるとベストです。
□最期までその子らしく。「終活」の知識
避けられないパートナーとの別れ。治療や葬儀について事前に考えることで最期までその子らしく過ごすことを優先でき、飼い主さまの後悔も減らせます。
例えばペット葬儀業者を「料金の透明性」「設備の清潔さ」「スタッフの対応」などのポイントからあらかじめ選定しておくと安心です。
□心理を知って重症化を防ぐ「ペットロス」の知識
ペットロス支援とは、「悲しみの過程を理解し寄り添うこと」。支援の有無が、心の回復に大きく影響するため非常に重要です。ペットロスは「ならないようにする」よりも、当たり前のこととして向き合い、回復のためにどうすればよいか、という視点から考えることが大切です。
いかがでしたか?
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